千里眼の開眼方法とは?

「千里眼の開眼方法とは?」

おはようございます!
自分軸つくり方専門家井上祐也です。

ウルトラレポートその4。

今日は見通し力がもつ影響力と
それを身に付ける方法をお伝えします。

マラソンのレースに必要なものとして、
ラップ表があります。

何km地点をどれくらいのラップで刻むか?

自分の維持できるペースで、
ゴールタイムがいくつになるのか?

目標時間内に完走できるのかどうか?

それがラップ表です。

今回のウルトラマラソンにも
作って行きました。

ただ、平地のフルマラソンとは違い、
野辺山の上り坂と下り坂で
ペースがすごく変わる。

だからそういう上りと下りが
加味されている表をつくったつもりでした。

でも、実際に走ると
なかなか机上のペース通りに行かない。

10km地点、20km地点は
計画したラップタイムに近い数字でした。

しかし、トイレ休憩や42km地点での
ドロップバッグ補給詰め替えなどで
結構な遅れが出てしまったのです。

50km、60km、70kmは
計画タイム未達成でした。

14時間で完走できるペースすら割り込み、
このまま走り続けても制限時間内に到着
することができない可能性がある。

そしてなにより。

ラップ表の地点ではペースがわかるが、
どこかの途中でのタイムを見ても、
それがどういう意味をもつのかわからない。

(ここまで歩かず走ってきたのに!

まだ何とかなるのか?挽回できるのか?

もう、どうにもならんのか?)

思考能力の落ちた頭で、
不安な気持ちを抱えながら
走り続けていました。

そして、ようやく、本レース最難関
(ここだけは歩いてもよし)
と決めていた馬込峠にたどり着きました。

歩いているので呼吸も楽になり、
今回初めて近くのランナーに
話しかけました。

今、まだ完走できる位置にいるのか、
情報収集したかったからです。

あいさつをして話しかける。

「野辺山は何回目なんですか?」

「今のペースで完走できそうですか?」

しかし、返ってくる回答は
どれもかんばしくなかった。

「3回目ですが、まだ1回しか
完走したくことなくて・・・」

「今の時間でここですと
ちょっと厳しそうです・・・

「今回はダメかもしれない・・」

(うーん、まずい・・・

本当に無理なタイムに
なってしまったのだろうか?)

焦りを感じて、ちょっとでもいいから
走ろうと走っても、さすがにきつい傾斜。

すぐに止まってしまいました。

そんな中、ようやく完走者を見つけました。

出場回数なんと20回。
そのうち18回は完走しているという強者。

先輩ランナーは教えてくれました。

「今の時間でここにいるなら、
まず完走できるよ。

山頂まであと20分くらいだし。

これなら峠を下って2時間半残せる。

ハーフマラソンの距離を2時間半なら

完走できるでしょ?

半分歩いたってゴールできるよ。

今回も完走頂きだな。
よかったよかった。」

(おおっ、既に完走した気になってる!
すごい余裕だなぁ。)

(でも、完走圏内にいるんだ!
このままいければ、完走できる!
よし、やるぞ!)

この言葉を聞いて、僕はようやく
安心することができました。

そして、時間内にゴールするために
走るという理由も持てました。

不安がなくなり、迷い、雑念がなくなった。
心も体も前向きに集中しなおせた。

全ては、この先輩ランナーの
「見通し力」のおかげだなぁと
感じたんだよね。

僕は頼りにしていた唯一のペース表
という手がかりも見失い、
五里霧中だったわけです。

だけど先輩ランナーの見通し力の
おかげで、再びゴールまでの流れが見えた。

・やること
・修正すること
・それをすれば達成できる

というものが見えたわけなんだよね。

行動する意味というのかな。

見通し力というのは、これほどまでに
影響力があるのかと肌で感じた瞬間でした。
千里眼

これはきっとビジネスや仕事などでも
同じだと思ったんだよね。

チェックする瞬間でわかるのではなく、
どの地点にいようが、リアルタイムに
ゴールからのギャップと流れを把握する力。

それがあるから、小さなことにも
その見通し力で判断していくことができる。

すごく大きな影響力を持ってると
感じたんだよね。

で。

これほどまでに大きな影響力がある
見通し力。

千里を見通す千里眼を
身につけられたらいいなと思いますよね?

どのようにすれば身につけられるのか?

考えたわけだけど。

やはり、「挑戦し、経験する」ことが
一番シンプルな答えでした。

そして、その初めての挑戦するときに
大きな力になるのが、やはり経験者の助言。

計画やチェック項目だけではわからない
ことを知っている。

そこは頼って助けてもらうのが
一番いいなと感じました。

さてさて。

千里眼を手にい入れる方法とは
経験すること。

あなたもまずは挑戦してみては
いかがでしょうか?

ではでは。
祐也。

ゆーや。
”3つのステップ”であなたの「学び」を「行動と収入」に結びつける、
自分軸の作り方専門家の井上祐也です。
(サービス内容:セミナー講師、カウンセリング)
詳しいプロフィールはこちら

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