笑顔になると楽しくなるは本当か?

「笑顔になると楽しくなるは本当か?」

おはようございます!
走る自分軸つくり方専門家
井上祐也です。

TDLシリーズその2。

ふと感じた疑問点。
キャストの笑顔についてのこと。

いつも素敵な笑顔をくれるキャストだけれど。

いくつか種類がある感じがしました。

パレードダンサーの笑顔は表情筋を
100%使った全開の笑顔。

見せるためのショー用の笑顔。
自然な笑顔とは少しちがう。

多分これを維持するには
すごくエネルギーがいる。

終わった後は顔が痛くなるくらいだろうな。

それから。

例えば、パレードコースの準備をしている
キャストの笑顔。

真剣な眼差しでコースをチェックして、
時折気がついたときにゲストに向かって
笑顔をつくる。

そう、まさに作った笑顔という感じ。

口角は上がっているけれど、
気持ちと笑顔が繋がっていない感じ。

だけど笑顔で迎えなきゃという気持ちは
感じとることができるので、
迎えてもらう側としては嬉しい。

基本的にはほとんどのキャストは
この「歓迎してますよ」の笑顔になる。

よく言えば、意図的だけれど
先に与える笑顔とでもいうのかな。

だから安心してキャストにトイレの場所や
アトラクションの場所を尋ねることができる。

それから、ゲストの楽しそうな顔を見て
嬉しそうな笑顔になっているキャスト。

楽しい雰囲気の中にあって、
笑顔が笑顔を呼ぶ感じ。

特に子供が喜んでいる姿を見ているキャストは
その子供から喜びを分けてもらって
いるんだろうね。

これはとても自然な笑顔になってる。

ざっくり3種類の笑顔があるなぁと
感じました。

で、そんな中、ぼんやりと考えていたのは
(本当は笑顔になれない気持ちの人も
いるんだろうなぁ)ということ。

本で読んだだけだけれど、キャストの裏側は
それだけのサービスを与える側の仕事。

それだけ厳しいルールや基準もある。

ルールや基準が存在するということは、
そこに達しなければミスにもなるということ。

ミスがあれば叱られたりすることにもなる。

まあ、叱られて楽しい人はいないよね。

だけどゲストの前に立てば笑顔が必要。

だから気持ちと乖離していても笑顔をつくる。

それにプライベートな時間だって
365日楽しいことがあるわけじゃない。

恋人に振られて落ち込んでいる日もある。

親や子供との関係で悩んでいる日もある。

財布を落として凹んでいる日もある。

けれどそんな本当に沈んでいる心にフタをして
笑顔を作らなくてないけない。

そんなときに、よく成功法則や心理学で
書いてあることが頭をよぎる。

「楽しいから笑うんじゃない。
笑うから楽しいんだ。」

体(表情筋)を変えて、
感情にアプローチする方法だ。

もしもこれが本当に効果ある方法ならば
キャストは全員が100%幸せ
だということになる。

・・・僕はキャストじゃないので
そこはわからないけれど。

後日たまたま温泉のサウナ室で
流れていたテレビ番組で
井上和香ちゃんが写っていた。

「カメラの前では笑顔じゃなきゃいけない。
でも本当は辛くて、家ではポロポロ泣いていた。」
という話だった。
笑顔の奥に
それを見て、やっぱり笑顔になれば楽しくなる
というのは100%効果がある方法じゃないんだな
と改めて気が付きました。

もちろん、世の中に絶対なんてないし、
僕は体の状態を変えて気持ちを変える方法を
実際によく利用しているのだけれど。

だから、キャストの笑顔の裏には
悲しい気持ちが隠れているかもしれない。

だからこそ、道を教えてもらった時には
精一杯のありがとうを送ってあげたいし、
手を振るキャストには僕は手を振る。

少しでも元気をお返しできたらいいなと思うから。

で、またその疑問をくゆらしていると
じゃあディズニーキャストはどこで心を満たすのか?
ということ。

心減らしてサービスし尽くした後は
今度は心を満たして欲しくなるのが人間だから。

きっと苦しさを感じたディズニーランドでは
癒すことはできないんだろうな。

だからってUFJに行くのだろうか?
きっと直感的にサービス内容が気になって
心休まることにはならないだろうね。

まあ、そこは考えても仕方ないところ。
人それぞれちがうだろうしね。

そして、やっぱり感情はたっぷりと感じ切る。

それが一番大切いい。

悲しい気持ちを見知らぬふりをするわけじゃなく。
5分なのか、1時間なのか、わからないけど
自分が感じている感情を正面から受け入れる。

感情はあなたに「わかってもらいたい」だけ。

しっかり受け止めれもらえないと
感情はずっと追いかけてくる。
なんども記憶を再生して追体験させる。

だから感情は感じ切る。

どんな気持ちか友達に話を聞いてもらうのもいい。

余談だけれども、解決志向の男性性よりも
共感志向の女性性に聞いてもらった方がいい。

解決志向は物事と理屈は解決できても、
気持ちの問題は解決できないからだ。

他人の心は変えられないから。

聞いてもらる人がすぐに見つからないなら、
独り言でもいいから言葉にして出す。

グルグルと頭の中で考えていたことも
言葉にして出して、自分の耳に聞かせてやると
スッキリしたり、忘れて次に行くことができる。

嫌な感情を体の中から全て吐き出してしまえば
自然と新たな感情が入るスペースが生まれる。

そんな風に思います。

話は随分脱線してしまったけれど。

自分の気持ちはしっかりと味わった上で、
それでも口角を上げる歓迎する笑顔は
最良のコミュニケーションの一つ。

今日は意識して取り組みたいと思います。

ではでは。
祐也。

ゆーや。
”3つのステップ”であなたの「学び」を「行動と収入」に結びつける、
自分軸の作り方専門家の井上祐也です。
(サービス内容:セミナー講師、カウンセリング)
詳しいプロフィールはこちら

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>