あなたを取り戻す呼吸法

「あなたを取り戻す呼吸法」

おはようございます!
走る自分軸つくり方専門家
井上祐也です。

先日マラソン練習で70km走ってきました。
富士五湖マラソンまでもうすぐですからね。

そのときに幾つか気づきがあったので
それをシェアしようと思います。
今、心を整える呼吸法というものが
ありますよね。

呼吸というのは、無意識にしてるものだけれど
意識して変えることができるもの。

だから呼吸を通じて体の無意識の部分、
感情とか、副交感神経とか、心臓の鼓動とかに
アプローチしていくもの。

ヨガや瞑想にも出てきますよね。

慌てているときや、緊張しているときには
深呼吸して心を落ち着かせる。

鼻らか4秒吸って、4秒止めて、
8秒かけて口から細く長く吐く。

驚いたときや、起きたことを理解するために
思考に集中しているとき、気づくと
呼吸を止めてるときもありますよね。

僕はよく焦ることもあるし、
オロオロすることもあるから、
そんなときはよく深呼吸します。
ただ。

時々その深呼吸がうまく作用しないときがある。

例えば疲れているのに寝つきの悪い夜に
(深呼吸して落ち着かせなきゃ)
と繰り返すのだけれど、意識が強くなりすぎる。

(あ、今の呼吸は浅かったな)

(もっと長く履き続けなきゃいけないのかな)

教科書に書いてある正しい呼吸にとらわれて
逆に焦りが募ることがあります。

そういうときって、どんなときなのか?

今の自分の体が必要としている呼吸と
ずれているときなんだと気がつきました。

よく、今ココに戻ってくるために、
今の呼吸に集中するという話があります。

過去のことを思い出して悲しんだり腹を立てたり、
今度はまだ起きていない未来のことを心配したり。

意識は過去も未来も自由に飛来します。

だけど済んだことを後悔しつづけたり、
未来の不安におびえ続けるのは意味がない。

進む方向を決めるために一度は考えるとしても、
決めたら今どのような一歩を進めるか
今ココに戻ってきて進むしかない。

過去も未来も想像の世界。
あるのは今だけ。

だから今ココを生きることの集中する。
意識を今ココに呼び戻すために、呼吸に集中する。

そういったことを学んできました。

確かにその通りだと思うし、
素敵な話だと共感しているのだけれど。

頭ではわかっているのに、
無意味だとわかっているのに、
嫌なシーンを思い出して追体験したりします。

(忘れよう)
(思い出さないようにしよう)

だけど脳は否定語を理解できない。

嫌なことを忘れようとする前提には、
嫌なことを覚えていることになる。

だから結局思い出してしまう。

よりによって布団に入って寝る前とかに。

そんなとき、同時に息が止まっていたり、
呼吸が浅くなっていることにも気づく。

(イカンイカン。呼吸で戻ろう。)

そう思い出して、深く長い呼吸をするのだけれど。

(スー、フーーーー・・)

(まだ短かったかな。。)

(スー、フーーーーーー・・)

(長すぎて息くるしいな。。)

(スー、フーーーーーー・・)

(呼吸の音がうるさいな。。)

(スー、フーーーーー・・)

(ドキドキ心臓の鼓動も収まらないし。

こんなごちゃごちゃ思考がうるさくて
全然副交感神経優位にならないじゃない。)

だからなかなか呼吸で
状態をコントロールできなくてね。

ここでようやくマラソンの話に
戻るのだけれど。

そんな悩みを走っているときに
ふと思い出したんです。

で。

走っているときだから
息は弾んでいるのだけれど。

心臓がドンドンなって、
強制的に呼吸を求める。

思考を超えて体が呼吸を呼び戻してくれる。

そして気持ちはとても落ち着いていたんだよね。

なぜなのか?

それは、
「体が必要としている呼吸に合わせたから」
ということに気が付きました。

僕はこれまで外に答えを求めてきた。

きっと唯一の正しい呼吸があるにちがいないと。

だけど、そうじゃなかったんだな。

自分に必要な呼吸というのは、
自分の体が必要としている呼吸だったんだ。
呼吸法
頭ではわかっていなかったけれど、
体は最初からわかっていたんだ。

全ての必要なことは
最初から全て自分の中にあったんだ。

誰かの作った正解に合わそうとして、
自分の呼吸を否定しなくてもよかったんだ。

そんなことに気がつきました。

だからあなたがもし、呼吸法で悩んでいたら
今のあなたの体が必要としている呼吸を
してみてください。

具体的には、軽いジョギングをしてみる。

例え短い距離でも少し呼吸は早くなる。
それがあなたの体が必要としている
あなたにあった呼吸ということ。

体と呼吸が一致してくると
呼吸に関する違和感は消え去って行きます。

そして緊張して息が止まってしまった
嫌なシーンも流れる周りの景色に溶けていく。

そんな風にも感じました。

どんな呼吸にも間違いなどありません。
否定する呼吸など一つもない。

あなたの体が求める一番心地よい呼吸を
してみてはいかがでしょうか。

ではでは。
祐也。

ゆーや。
”3つのステップ”であなたの「学び」を「行動と収入」に結びつける、
自分軸の作り方専門家の井上祐也です。
(サービス内容:セミナー講師、カウンセリング)
詳しいプロフィールはこちら

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>