ターザンロープの法則

「ターザンロープの法則」

オハヨーございます！
ゆーやです！

先日、子供たちと公園に遊びに行って
気づいたことがありました。

公園にあるターザンロープ知ってますか？

ワイヤーに滑車がついていて、
太いロープに大きな結び目がついてるやつ。

子供達が行列を作って遊んでいた
人気遊具の一つ。

慣れている人、年長さんとか小学生は
自分でロープを掴んでジャンプして
飛び乗っている。

まあ、うまいもんだ。

飛び乗ってしまえば、あとはシャーーーと
滑車が走り、爽快なスピードと風と
スリルを味わえる。

ちなみに大人の僕がやっても面白い。(笑)

だけど年少さんや年中さんくらいだと
自分で飛び乗れない。

背も低いからロープの上の方を掴めないし、
自分の体を引き上げられる腕力もない。

登りたくても、手や足を離すと
準備が整う前にロープが進んでしまうから
それもできなくてもがく。

そして、大人も、

「ほら、大丈夫だから思い切って
ジャンプして飛び乗るんだよ！」

「大丈夫だって、簡単だから出来るよ！」

「こうすればできるんだって！
何でやらないの！」

と偉そうにアドバイスもしてみる。

結果的には大人がロープを抑えながら
子供を抱えて持ち上げてロープに
捕まらせてから手を離してやっとできる。

見てる方は落ちそうで
心配になるのだけれど。

そして、面白かったようで、
子供は自分で掴めなくても再び並び、
持ち上げて載せろとせがむ。

とにかく滑車で滑り降りるときは
面白いみたいで、何度も何度も
並んで遊んでご満悦そうだった。

これを見ていたら、ふと、
あ、成功法則ってこういうことだなと
気がついた。

成功できたら、自由になっていいだろうな。
成功できたら、気持ちいいだろうな。

颯爽と滑車で滑っていく姿は、まさしく
時代の風に乗って人生を楽しむ成功者。

そして、滑車付きのロープは成功法則。
何十人も言い伝えているように、
成功法則はみんな知ってるもの。

このロープに登れば成功できるよ
ってものは世に溢れている。

どの本を見ても書いてある。
例えば、
「欲しいものはまず与えよ」
とかね。

だから、それをすれば成功できると
決まっているし、それも分かってること。

それでもできないのはなぜなのか？

なんで、答えが分かっているのに
そのロープを登れないのか？

それは・・・

その理由は、ロープに飛び移るために
踏切っていないから。

踏み切る勇気がないから
ではないでしょうか？

自分の足が地についているときは
安心していられる。

だけど、ロープに乗るときは、
ちゃんと乗れていないと落ちそうで怖い。

だから、ちゃんと乗れる姿勢になるまで
ロープを抑えて欲しい。

準備が万端になってから、
ロープを離して欲しい。

これは、成功目指して努力している
僕たち大人も同じだなと思いました。

これで食べられるようになってから
独立したいと思ってること。

完璧に仕上がったものになって
クレームが全くない商品に仕上げてから
リリースしたい商品とか。

あ〜、ここまで準備できたら飛ぶのに！
と思い続けて飛び移れずにいる。。

そういう人っていませんか？

だけどそれは、両足を付きながら
ロープが動かないようにして
その状態で両足をロープに載せる方法が
ないかなと考えているようなもの。

矛盾してますよね。

だから、結局は飛び乗り方を
しばらく見たらエイヤで飛び乗るしかない。

そう思ったんだよね。

一番最初は、分からないからって、
大人に手とり足とり教えてもらった挙句、
載せてもらうこともありかもしれない。

だけど、ある意味、
「大人がいないと乗れない」という条件が
潜在意識に刷り込まれることになる。

「この人がいたらできるけど、
この人がいなくなったら僕はできない」

そういうマインドセットになってしまうと
依存状態になってしまうねよ。
それは避けたいよね。

ね。

ターザンロープに並んでる子供たちに
「大丈夫だって！
思い切って飛び移ればできるから！」
と言ったのは誰でしたっけ？

え、今はあなた目をそらしましたか？

あ、あなたもドキッとしましたか？

これを書きながら一番焦っているのは
はい、僕自身です。(^_^;)

何事も完璧に安全な状態になってから
次の流れに乗るっていうのは難しい。

でも逆に不足があるから
爽快感、スピード感、高揚感を
感じられるんだと思うんだ。

なぜなら、完全に安全になってるのは
両足が地面についている状態でしょう？

それが退屈だから、
今と違う景色が見れそうな
ターザンロープが楽しそうだから挑戦する。

ってことは、不足感こそ
実は隠れた欲求だと気づきました。

・・・はぁ〜。イテーな。
今日は書いてて自分に刺さる。(笑)

もし当てはまるなら、学ぶべきは
成功法則ではなくて、勇気の出し方。
かもしれないですね。

ではでは。
ゆーや。
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